自分軸で生きるって自分勝手とどう違うの?
うーん、確かに。
そういう生き方をしたいのはやまやまだけど…
特に内向的で自信がない人の心の中には「罪悪感」という厄介者が住みついていますからねぇ。
「周りの人に批判されるのでは…」というおそれが出てくるのも無理ないと思います。
そこで、本記事では下記についてまとめました。
- 自分を大切にして、自分軸で生きるのは自分勝手になのか
- 自分軸と自分勝手の違い
- 私が自分軸で生きるようになるまでのあゆみを感じているメリット【体験談】
筆者もゴリゴリの自分勝手な生き方をする人でした。
チャネリングを通して「自分を大切にすること」を始め、自分軸な生き方をするようになって7年目。
かなりの変化がありました。
今、他人の目が気になるし、自分の中に制限があるような気がする。
それで思うように行動できない…そんなあなたのモヤモヤが少しでも晴れるように。
自分軸で生きることに勇気を持つきっかけになればうれしいです。
自分を大切にする、自分軸で生きるのは自分勝手なのか
答えは「No」です。
むしろ、周りの人と尊重し合えると思います。
幸運や良縁も呼び込むと実感しています。
まず、自分を大切にすることと自分軸の関係を整理。
こうです。むちゃくちゃ大事なので枠で囲みました。
自分軸は自分を大切にする行為を続けてたら育ってきます。
そして、自分を大切にして自分軸で生きること、即、自分勝手というわけではないです。
【参考:自分を大切にすることの重要性】
≫自分を大切にすることが最重要な理由を独自理論で解説!私に起きた変化も
じゃあ、自分軸と自分勝手の違いは?
自分を大切にした結果出来たのが「自分軸」。
…というわけで、この自分軸で生きるのと自分勝手に生きる違いを見ていきます。
自分で責任を持つかどうか
スピリチュアルな理論の中に「自分の好きなほう、ワクワクする方を選ぼう」というのがありますよね。
私は重要なのはその後だと思います。
「好きなほう、ワクワクするほうを選んだ結果を全部自分で引き受ける」というところまでセットだと思うんです。
例えば、好きにやってると、ときには批判されます。
批判の相手は、本当にこちらのことを思って苦言を呈してくれていることもあります。
「こちらが好きにやっていることに腹を立ててる、好きにできてない人」の妬みなこともあります。
そのとき、
- 自分が間違っていたと思ったら謝って軌道修正する
- 自分が間違っていないと思ったら華麗にスルー
- どうしてもそうすべき理由があるなら周りに説明する
- 協力してもらいたい身近な相手なら、文句を言われないやり方に変える
こういったことをちゃんと自分でやった上で、好きなことをするなら自分軸な人だと思います。
もしできないなら、自分勝手だといえるでしょう。
人のせいにするかどうか
自分の好きにやって、うまく行かなかったとき「あいつが〇〇だから!」と人のせいにするのは自分勝手な生き方だと思います。
先ほどと大体同じことなんですが…
好きにやった結果まで「自分で引き受ける」のが自分軸な生き方です。
たとえ誰かのせいだったとしても、それを言ったところで仕方がない。
自分でできること・変えられることをやって物ごとを好転させようとするのが自分軸な生き方だと思います。
人のアドバイス通りやって、失敗した場合。
「あの人が言うからしたのに!」と悪口を言ったり本人に文句を言うのは自分勝手な生き方です。
「アドバイスを聞く選択をしたのも自分だと思い、今後に生かそう」
と思えるなら、自分軸な生き方ができているといえるでしょう。
私のあゆみと自分軸で生きるようになって感じるメリット【体験談】
では次に、私が自分軸で生きるまでの歩みと、自分軸な生き方をするようになってどう変わったかをお話します。
初めはガンコな自分勝手(他人軸)ライフだった
30代後半くらいまでは、うまく行かないことを全部周りの人や環境のせいにしていました。
結婚してしばらくの頃だったかな…
祖母が亡くなったときのこと。
故人の声が聞き取れる母が、祖母の言葉を伝えてくれたんです。
「ばあちゃんが、人のせいにしなくなったら幸せになれると言ってるよ」
全く意味が分かりませんでした。
(それは母さんが私に言いたいだけやろ…フン)とまで思っていました(笑)
しかし、その後、実家と断絶している間に夫婦別居も経験。
【実家と断絶した話はこちら】
≫共依存・母娘関係が迎えた予想外の末路【体験談】
「全くのひとりぽっちになっても平気だし!!むしろせいせいするわい!!!」
そう思ってましたが、もちろん大間違いでした(笑)
自分で生活も何とかしないといけない。
そんなんくらいすぐできるもんねーと思ってたのに、働いても全然続かない。
「できることが何もない…
自分周りの人にどんだけ守ってもらってきたんだろ…」
と気づいてようやく、変わっていったように思います。
また、この時期は母娘間の共依存からも抜け出していった。
すなわち、「お母さんがどう思うか」じゃなく「自分の意見で、自分の責任で、自分の生き方」を始めなきゃいけなかったんです。
断絶していた両親のもとに連絡したときにも、まず、これまでの経緯や今の状況を説明しました。
そして、長年何の連絡もできなかったことを謝りました。
また、別居や離婚をする過程で、それまで元夫に丸投げしていたことを全部自分でやるようにようになったことも転機になりました。
これまでやってもらっていたことへの感謝を初めて感じつつ…
自分で責任を負う、決めたことを後悔しないように努力もすることを自然に学んでいきました。
自分軸で生きるようになって感じているメリット
自分軸で生きるようになってよかったこと。
一番は「生きてる実感が持てる」ってことですね。
自分で思ったようにやるのは、こわかったことも多いです。いや、今でもおそれは出てきますねー
でも、いちいち「お母さんや周りの人になんて思われるか…」とかばかり気にしていた頃とは違います。
どんなに失敗しても「ああ、私カッコ悪ーい」と思うことがあったとしても。
自分が幸せになるよう、自分で決めたことをしている充実感があります。
ひとつひとつ、周りの人に助けてもらいつつも乗り越えることで自信もついてきました。
そして、ふたつ目は「人とのつながり」です。
私は発達障害で、アダルトチルドレン。
なのでたぶん他の人から見ると「いい歳してそんなことも知らないの??」と思われるような、大人になりきれてない部分が多いと思います。
でも、人のせいにしないで自分ができることをできる限りしていると、やっぱりいいことがありますよ。
助けてくれたり、怒りながらもちゃんと教えてくれる愛のある方々とのご縁ができたりね。
私はおそらく愛着の問題も持ってると思うんですよね。
別居するくらいまでは人とのつながりのありがたみも全然わからず、とても粗末にしていました。
チャネリングを始めて「自分を大切にすること」を学んで初めて「人が自分を大切に思ってくれていること」を理解できた。
それで、やっと人の繋がりや親切が「ありがたいなぁ」と思えるようになりました。
急に責任を負えるようになるのは大変だから、たまには逃げたらいい
「無責任なことを言うんじゃないよ!!」
と言われるかもしれませんが(笑)それでいいと思います。
もともとが自分勝手で、責任逃れしかしてこなかった。
自分が悪いとはいえ、急には変われない。
慣れないことばかりやらないといけないんですから、そりゃ大変です(笑)
だから、たまには休憩してもいいんじゃないでしょうか。
そして、また自分を大切にすることをがんばって、自分で責任を負う練習をしたらいい。
失敗って、最初はこわいですよね。
でも、正直「慣れ」だなと感じています。失敗したもん勝ちです。
そう言えるまでは時間がかかるのでね。
私もいまだに人と関わったり、引きこもったりの繰り返しですよ(笑)
焦らず、自分軸を育てて自分の人生を生きていけるようになりましょう、お互い。