薄い水色の背景に○と×のプラカードが置かれています。その手前に半透明のオレンジの帯を置きました。そこに水色の縁取りをした白文字で「自分を責めてしまう」を楽にする、という文字を置きました。その下に濃いオレンジの縁取りをした白文字で小さく「ノージャッジのススメ」という文字を置きました。アイキャッチ画像です。

自分を責める癖がよくなる「人生にいい・悪いのジャッジをしない」思考法

「私って、何でこうなの?」
「なぜ、こんなこともできないんだろう?」
と、自分を責める癖が抜けない。

これは、劣等感が深い人にはあるあるではないでしょうか。


本記事では
「人生にいい・悪いのジャッジをしない」
という考え方についてご紹介します。



筆者は劣等感歴45年以上。

2007年頃からスピリチュアルを取り入れつつ
自分を向き合い続けています。

自分を責める、人に依存してしまう、
人目を気にしすぎるなどの生きづらさを改善してきました。


今までの考え方を、急に変えられなくて当然です。

それでも、この概念を頭の隅っこに置いておき、
自分を責めそうになったとき思い出して欲しいです。


不安や緊張がぐっと減り、
自分で自分を楽にしてあげられますから。

自分を責める癖がよくなる「人生にいい・悪いのジャッジをしない」思考法

この思考法には、ふたつの視点があります。
ひとつずつ、説明していきますね。

何にでもいい面と悪い面の両方がある

ひとつめは、
「何でにもいい面と悪い面がある」という考え方です。


例を挙げます。

私は2005年〜約10年近く、うつ病で療養しました。

20代後半からの一番エネルギッシュな時期に
全く外に出られなくなりました。

ようやく寛解し始めたときにはすでに30代半ば。

しかし、その闇の年月が終わった後、
1本のまっすぐな道ができていました。

それが「世間一般の良しとする生き方ではなく、
自分オリジナルな生き方を追究する」
というものでした。


うつ病が寛解しても、10年という時間は戻りません。

でも絵・文章・編み物という
自分の心身を守ってくれるワイフワークが分かった。

それを精神障害で調子が不安定な中、
どうやって毎日やっていくか。

創作によって不安定な精神を安定させることが
今一番大事なテーマです。

また、完璧主義もやめました。

以前はつらくても苦手でも完璧目指して
やり続けてきたことを次々とやめたり、
つらくない方法に変えて自分を解放しています。

こうやって見てみると、うつ病になったことは
いいとも悪いともジャッジできないです。

物ごとは多面体でできています。

自分ではネガティブにとらえていることにもいい面がある。

光があれば必ず闇がある。逆もしかり。
だから本来は、いいとも悪いともいえないと思うんですよね。

白にピンクの縁取りがされているバラが2輪写っている縦長の写真です

霊的な世界では「ジャッジ」という概念が存在していない

ふたつめの視点は、霊的な世界での考え方。

私はチャネリング歴8年。

いつも受け取るメッセージから、
「ジャッジをしない」という色や
匂いのようなものを感じています。

「そもそもそういう概念が存在していない」
というニュアンスです。

できないことも、ただの特徴でしかない。

「だったら自分に合うやり方をするだけ」
という感じです。

こちらも例を挙げて説明していきます。

以前、Xでフォローしていた中に、
朝が非常に弱い方がいました。

どうしても早起きができなくて、
フリーランスで真夜中に働いていると言っていました。

夜に起きている時間が長いので、
夜のイベントを主催して、とても楽しそうでした。

「だったら自分に合うやり方をするだけ」

この考え方。私は、めちゃくちゃ気に入ってて。

2024年までしていた、チャネリングセッションでも採用していました。


「〇〇できない」は私たちの世界では
「悪いこと」ととらえることが多いですよね。

本記事を読んでいるあなたも、
それが原因で自分を責めているかもしれません。


でも、霊的な世界ではそれは「ただの事実」でしかありません。

ですから、

私たちの世界では
「欠けている(足りない)」ことも

霊的な世界では
「生まれながらに持っているもの」
としてカウントする

というわけです。

朝露に濡れた真っ赤なバラがたくさん写っている横長の写真です。

いくらでも逆手に取れる。

それが「人生において最も美しい創造」だと私は思います。

鮮やかにそれを叶えている人を見ると、
感動するし、心から応援する気持ちになります。

自分を責めるのではなく慈しめる要素を増やそう

つまずくたびに嘆いたり、人をうらやんだり、自分を責めてばかりでは、心は居場所を見失ってしまいます。〜加藤諦三(社会学者、心理学者)〜

自分を責めることには、
私たちが思う以上のデメリットがあります。

思った以上に

心身エネルギーを奪い…
不健康にし…
周波数を下げ…
運を悪くし…
素晴らしいご縁を遠ざけ…
老けさせ…
シワを増やし…
おっさんおばはんにさせ…

杖をついて歩いている、微笑んでいるお爺さんのイラストが描かれています

あ、すいません行き過ぎました(笑)

ただ、それだけ元気を枯れさせる威力が強い
ということをわかって欲しいんです。

「ああ、こんなこともできないなんて」と
自分を責めるだけで体調が悪くなる。

これは、自律神経の権威・小林弘幸医師の本にも書かれていました。

少なくとも、

良し悪しのジャッジをやめるだけで
「〇〇でないとダメ」「〇〇すべき」と
自分を責めて苦しくなる機会はぐんと減ります。

そして、自分を慈しむ部分を増やせるのです。

ぜひ、あなたの心のお守りとして持っていてくださいねー