左側にトイレとお地蔵さん、金運が上がるイメージのイラスト、左にオレンジ地に白で「トイレ掃除と感謝で幸せになれるのか」という文字と大きなハテナマークが入った画像です

小林正観『そわかの法則』感想。「感謝で開運、トイレ掃除で金運上がる」説を実験検証

突然ですが。

あなたは「感謝すると開運する」「トイレ掃除で金運が上がる」っていうの、聞いたことありますか。

あるけど、うさんくさいなぁ。
あと素手でトイレ掃除するのは、
抵抗ありすぎるよ…

そりゃまぁ、そうですよね。
私は感謝はまだしも、トイレ掃除を素手でやったことはなかった(笑)

今回は小林正観さん著『そ・わ・かの法則』の感想文です。

  • 『そ・わ・かの法則』の読書感想文
  • 「感謝の言葉を毎日1000回唱え続けたら開運する」実験検証結果
  • 「素手でトイレ掃除したら金運上昇」実験検証結果
  • 開運法に関する筆者の考察

筆者は、元々劣等感が強く、感謝もなかなかできない人間でして。
人間関係や経済など、課題が多い人生を送ってきましたね〜…
(詳しいプロフィールは≫こちら

2016年、チャネリング(霊的な世界と繋がりインスピレーションを受け取る)習得。

「生きづらさをよくする方法」に関心を持ち、こつこつ自分と向き合うようになりました。

そんな私が、

  • 感謝の言葉を毎日1000回唱え続けたら開運する
  • 素手でトイレ掃除したら金運上昇する

この2点を実際にやってみてどうなったかをシェアします。

開運に興味がある方、また娯楽代わりにもどうぞ〜

『そわかの法則』の感想文

本が積み上げられているイラストです

まずは『そ・わ・かの法則』の概要と感想です。

概要

本文では、幸せになるのには以下の3つが大事だと説いています。

  • そ(掃除)
  • わ(笑い)
  • か(感謝)

人間の行いの中で、神が好むベスト・スリーが、この「そ・わ・か」らしいのです。これら三つの行為を続けている人間を、どうも神さまが応援しているように思えます。(本文より)

小林氏は「もしや、こうではないか?」と思った仮説について

100人くらいの人に話す→みんなが「本当だ!」と納得したことだけを本や講演会で広める

ということをやったんだそうで。

そこそこの信頼性はありそう…か?(笑)
そのへんは後の実験検証でお伝えするとして。

各章には「そ(主に素手でトイレ掃除をする)・わ(笑い)・か(ありがとうと毎日1000回言う)」の詳しいやりかた、そして、そのやりかたをする理由などが、豊富な実践例と共に解説されています。

「素手でトイレ掃除」に関しては「ウン千万円の臨時収入」っていう例も…
ホンマかいな!!??

感想

公衆の場を掃除している人のイラストです

私が一番「ほぉぉ〜」と興味ひかれたのは以下の部分。

「純粋な心でなく、損得勘定をしながらトイレ掃除をしてもいいのですか」と聞かれることもあります。
純粋な心でなくて構わないと思います。
損得勘定あり、下心あり、邪心あり、野心ありでもオーケー。「邪心」でもいいのですが、大事なのは「面白がること」。
(本文より)

「えぇ??損得勘定出したらダメなのでは?」
ハードルが一気に低くなりました(笑)

下心120%で「素手は勇気いるけど、面白そう!」と思いましたねぇ〜

小林氏によると「そんなに出来た人間はいないんだから、とりあえずやってみることが重要」とのこと。

ただしコツがあるので、やってみたい方は本文を読んでみてください。

面白がって町中の汚い公衆トイレを探してはピカピカにした結果、業績がうなぎ上りになった会社の例も書かれていました。

社長も含む全員で奪い合うように、「汚い公衆トイレ争奪ゲーム」。
汚物で詰まってるトイレを前に「さすがにここに手を突っ込むのは…」とためらう場面には、すごいなぁと(笑)

【体験談】「そわか」を実際にやって実験検証、その後の変化もまとめた

それではここで、実際に「そわか」を実験検証した結果をシェア。

その中でも興味深い結果が出た

  • 「そ」→掃除:トイレに直接手を入れて掃除(実施期間1年半以上)
  • 「か」→感謝:「ありがとう」と毎日1000回言う(実施期間:約4ヶ月)

以上についてまとめます。

そ→「掃除」:トイレに直接手を入れて掃除したら臨時収入がある

トイレ掃除を終えてOKサインしている女性のイラストです。トイレはピカピカ。

結論からいうと、臨時収入はありました。
というか、金運が全体的に上がりました。

それまで、ふつうにトイレブラシで便器を磨き、ぞうきんで床とか拭いて…って感じでやってまして。

なので、素手で便器を磨くのは…
自分の家でも初め勇気いったなー。

この頃ちょうどエコたわしにハマってて。
便器を洗う用に、ケーキの形のかわいいのを作ってテンション上げてトライしました(笑)

素手で掃除することへのためらいは初めだけ。
ゆとりのあるときだけではありますが、出先のトイレにも気を配れるようになりました。

それで、「どれくらい金運がよくなったか」なんですけど。

お金に埋もれて歓喜している女性の写真です

私は生活保護受給者になって2年。
金運や臨時収入についてこの1年半で起きたことは以下の通りです。

  • 浪費癖→ゆるーい節約ができるようになる
  • 美容や学びたいことなど自己投資ができるように
  • 臨時出費の必要が出るたび、なぜか毎回給付金の支給があって支払いできる
  • 光回線契約で50,000ポイントゲット(回線提供先のキャンペーン分+ポイントサイト分)

最後のは特にすごくないですか?
今も、素手でトイレ掃除は続けてます(トイレブラシ捨ててトイレ内がスッキリ)。

臨時収入のことは「忘れてるくらいがよい」のだそうで。

確かに忘れてるときにラッキーがあったな〜

トイレ掃除が開運になる理由について。
この本では我(エゴ)や執着、こだわりがなくなるといったことを挙げられてました。

それももちろんあると思います。

でも私は掃除って「物理的にきれいにすることで頭の中もスッキリして、直感が働きやすくなる」って感覚も持ってるんですよね。

「心の目」もよく見えるようになったり、色んなことに気づきやすくなるイメージ。

か→「感謝」:「ありがとう」を1日1000回唱える

ハートを抱いて幸せそうに目を閉じている女性のイラストです

”「ありがとう」を1日1000回唱える”についても、興味深い結果に。

「100日間、全部で全部で10万回唱え終わったとき、感謝が自分の中で溢れて涙が止まらなくなる。その後大きな変化が起きる」

ということなんですが、果たして…?

その頃、私はすでにそこそこ素直に感謝できるようになってはきていました。

でも、家族問題についてまだまだ納得できてなくて。
(詳しくはこちら≫共依存・母娘関係が迎えた予想外の末路【体験談】

心の奥底には、まだ「私は誰にも愛されてない。誰も私が生まれたことを喜んでくれている人はいない」という気持ちが渦巻いてました。

そういう状態で、毎日毎日毎日毎日1,000回唱えました。ずっと。

寝転んでいる大仏さんのイラストです
神様は「何やっとるんかいな〜?」と思ってご覧になってたんでしょーか笑

最初は遊び半分でした。

そして4ヶ月後、10万回は軽く超えました。
でも何も起こらなかった。

トイレ掃除と同じで、「何も変わりはないけどまぁええか〜」って感じになっていきました。

でも、ある日とうとう変化が…!

お彼岸はお墓参りできないので、自宅からお参り。おはぎとほうじ茶、好きだったコーヒーを窓際のテーブルに。しばしお話するつもりで、横でお茶を飲みました。父方の祖父母は、早くに亡くなったので会ったことはない。でも、供養させてもらううちに、段々身近に思えるようになりました😄お盆はお墓行こ pic.twitter.com/43nQVJQS3R

— 橋本陽子 (@yoko_spmsg) March 22, 2022

お彼岸はお墓参りできないので、自宅からお参り。おはぎとほうじ茶、好きだったコーヒーを窓際のテーブルに。しばしお話するつもりで、横でお茶を飲みました。父方の祖父母は、早くに亡くなったので会ったことはない。でも、供養させてもらううちに、段々身近に思えるようになりました😄お盆はお墓行こ

ご先祖様の気配を感じつつ、一緒にお茶を飲んでほのぼのしてたときのことです。

ハンカチで目元を押さえて泣いている女性のイラストです。

「私、ちゃんと愛されてたんやん……」
突然、不思議な納得感が湧き上がってきました。

なぜかは分からない「やっと思い出せた」という感覚。

ご先祖様にお供えしたお茶が冷めた後も、しばらく泣いていました。

その後は、ありがとうと1000回言わなくてもよくなりました。
周りの、あらゆることに自然に感謝の気持ちが出てきたから。

そして、特に何もいいことがなくても、毎日安心して過ごせるようになりました。

一番身近だけど一番感謝を伝えてなかった両親や兄に、ストレートに「ありがとう」と言うようにもまりました。

下記は、2023年の誕生日のツイート。

今朝、両親が「お誕生日おめでとう」の電話をくれまして。母に初めて「産んでくれてありがとう」と言いました。劣等感が深かったり親子関係が複雑な方は分かってくださるんじゃないかと思うんですが、かなり重い言葉ですよね。私もほんの5年前はまだ「生まれないほうがよかった」「誰も自分の存在を

— 橋本陽子 (@yoko_spmsg) June 15, 2023

喜んでくれてない」と思ってました。しかしまぁ、最近は【誰でもない自分が】楽しく過ごせるようにできてきたかなと。それで母にそう言ったんですが、やっぱり言葉に出したあとグッとくるものがありましたね〜自分で自分に嬉しかった感じ。年々いい誕生日になってきました(*´∀`)

— 橋本陽子 (@yoko_spmsg) June 15, 2023

今朝、両親が「お誕生日おめでとう」の電話をくれまして。母に初めて「産んでくれてありがとう」と言いました。

劣等感が深かったり親子関係が複雑な方は分かってくださるんじゃないかと思うんですが、かなり重い言葉ですよね。
私もほんの5年前はまだ「生まれないほうがよかった」「誰も自分の存在を喜んでくれてない」と思ってました。

しかしまぁ、最近は【誰でもない自分が】楽しく過ごせるようにできてきたかなと。
それで母にそう言ったんですが、やっぱり言葉に出したあとグッとくるものがありましたね〜
自分で自分に嬉しかった感じ。年々いい誕生日になってきました(*´∀`)

2023年12月現在、神戸市内に住んでいます。

両親は京都市内。
それくらいは距離がないと不安だったんです。

でも、2024年に実家に近い場所へ戻る予定してます。

「ありがとう10万回」は、長い間さまよっていた心を帰るべき場所に帰してくれたように思います。

損得勘定があってもいいから「まずやってみること」

本文中に「とにかくいろいろ考えたりせずに”そ・わ・か”をやってみること」と書いてました。

確かに。
読んでるうちに、「面白そうだな…」とワクワク。
下心120%のままでも「やってよかった」と思える結果になりました。

「面白そうだからやってみよ!」でいい。

「神さまに好かれる秘けつ」があるんだとしたら、素直さと楽しむ気持ちなのかも?