左側には薄いピンクの背景に黄色い服を着た女性が考え込んでいる所をはてなマークが描かれたイラストを配置。その周りにランダムに「仕事」「恋愛」「人間関係」という文字を配置しました。右側には赤っぽいピンク色の背景に白文字で「内向的な性格は改善すべきか 体験談と考察」という文字を置きました。

内向的な性格を直さなくていい3つの理由。諦めた私が仕事、人間関係、恋愛をどうしているかシェア

内向的な性格で生きづらい。
直した方がいいの?
そのままでは生きていけないのかな…

こんなふうに考えているかたは、多いのではないでしょうか。

私は、内向的な性格は直さなくていいと思っています。

  • 内向的な性格を直さなくていい3つの理由
  • 内向的な人の仕事
  • 内向的な人の人間関係
  • 内向的な人の恋愛・パートナーシップ

内向的な性格のまま生きると決めて約10年。
徐々に道がひらけてきています。

そんな私が、内向的な性格を直さなくていい理由と、
仕事や人間関係、恋愛をどうやっていけばいいのかを私の体験を交えつつ考えます。

生きづらさに疲れてしまっているあなた。
また、自分の特性を生かす新しい生きかたを模索したいかたに。

できないことで自分を責めるのではなく、持っているものを生かせる人生への
手掛かりにしていただければ幸いです。

内向的な性格を直さなくていい3つの理由

右に両手を顔の高さにあげて「お手上げ」のポーズをする人、左には右の人に対してお説教をしているポーズの人が描かれています。両者の頭上には「人格、ルール、個人、考え」などの性格の特徴を示す言葉が描かれています

先ほども書きましたが、私は内向的な性格を直す必要はないと思います。
「内向的な性格なりの生き方」…もっというと
内向的であることを生かすこと」を念頭においています。

その理由を3つお話します。

理由その1:健康になるから

自分の特性とズレたことをがんばらない。
これだけで相当健康になります。

逆に「みんなと同じように(外向的に)できない」と自分を責めているだけで、思った以上に消耗し病気になるリスクも上がります。

このことは、自律神経の名医・小林弘幸先生が著書の中でも語っています。

悔やんだり嘆いたり、悲しんだりして、心が暗く沈んだ状態が長く続いても自律神経のバランスは乱れてしまいます。その結果、体が病気になりやすい環境になり、心と体に不調が現れてくるのです。

小林 弘幸 『自律神経を整える「あきらめる」健康法』 (角川oneテーマ21)より引用

実際私は、子どもの頃から「みんなと同じようにしなきゃ」とがんばり続けました。

そして20代後半から、うつ病で10年以上も療養する羽目に…

自分を責めることをやめて、特性に沿った生き方を始めて以来、
びっくりするくらい心と体が軽くなりました。

理由その2:外向的、内向的な人は単に違うだけだから

昔は常識だった「内向的だからダメだ」という考え。
今や一概には言えません。

ここ数年すっかりメジャーになったHSP(繊細さん)と同時期くらいに、
「外向型性格、内向型性格」という概念も浸透してきたからです。

つまり、両者どちらがいい・悪いとかではなく、
単なる違い」としてとらえられるようになってきたんですね。

2015年には内向的な人の特徴や能力について書いた、スーザン・ケインさんの『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』も話題になりました。

理由その3:本来の能力を発揮できるから

内向的な人は、持っている特性に合うやり方をすれば能力が発揮でき、
生き生きしてきます。

  • 静かな環境が落ち着くなら在宅ワーカーとして働く
  • ネットで完結できる仕事をする(人と顔を合わせる必要がなく楽)
  • 友人は少なくても気が休まる・気がおけない人とだけ付き合う

例えばこのようなことです。

プライベートな静かな時間を十分取れるようにし、
疲れない工夫をすれば、無駄に消耗しなくなります。

また、重要なのは「元々ある環境に自分を合わせること」ではなく、
自分に合った環境をつくっていくこと」です。

環境や過ごし方をできるところから楽になるよう変えていくべきです。

内向的な人の生き方。仕事、人間関係、恋愛まで一通り考察

大きな電球を囲んで、考えたり議論をしている男女が描かれているイメージイラストです。左側の上部には、インターネットのブラウザや歯車の絵があります。

さて、では「内向的な性格を直さなくていい理由」がわかったところで、
次は具体的にどうしていけばいいのか。

仕事・人間関係・恋愛という人生の主な要素を挙げ、
私自身の経験も交えて考察していきます。

仕事

仕事は、段階的にストレスのない働きかたに変えていきましょう。

様々な情報を拾いすぎて疲れてしまうことが原因で、
外に働きにいくと疲れる内向的な人も多いことでしょう。

私の例はちょっと極端ではありますが…
2010年ごろから、下のような手順で自分に合う環境に近づけてきました。

  1. オフィスに通う回数を減らしてもらう
  2. 完全テレワークにしてもらう
  3. クラウドソージングで仕事を受注(ネットで完結させる)
  4. 「請け仕事」を諦める(自分のブログやサービスを作って収益化を目指す)

実際は、どんどん挫折してしまい、できることだけが残ったかんじだったんですけどね(笑)

④の段階では、自分が好きなものや使ったことがあるものの記事しか書けない、
お取引先の指示が理解できないことも重なり、Webライターを諦めました。

現在は生活保護を受けつつ、ブログを複数運営。
編み物や絵を描き、チャネリングサービスもやっています。

≫現在ご提供中のチャネリングサービスはこちら

セーター編んだり、絵描いたり

創作作品や編み物コラム、芸術鑑賞記、
創作のヒントなどは『橋本陽子の芸術紀行』で発信しています。
「ものづくりやスピリチュアル、文章が自分の道」という結論が固まってきています。

人間関係

人間関係も、とにかく無理しないこと。
できる範囲で「ゆるい繋がり」から持っていくことです。

引きこもり傾向の強い私の場合。
もっと外に出て人と会った方がいいのはわかっていますが、
どうしても必要な場所・本当に会いたい人のためにしか動けません…(笑)
(他者と関わるための脳のリソースが極端に少ない)

でも、全くの孤独では鬱になりますし、医学的にも良くないらしいんですよね。

そこで、オンラインサロンに2つ所属しました。

ネット越しに、無理なく人と関わり始めて、徐々にリアルな繋がりを増やそうとしています。
「増えなかったら増えなかったでいいや」程度に気楽に楽しんでます。

恋愛・パートナーシップ

恋愛では、無理にパートナーに合わせすぎないようにしましょう。

内向的な人は孤独になりやすい、不安を感じやすいなどの理由で、
パートナーシップを安全地帯にしたくなるかもしれません。

でも、失いたくないあまりに無理をしてストレスを溜めてしまっては、本末転倒。

私が良いパートナーシップのために大切にしていることは、
建設的なコミュニケーションです。

お互いの好きなことや苦手なことを、よく話したり聞いたりして、
尊重し合い安心できる関係を作っていくよう心がけています。

不満を伝えるときには、ちょっと勇気も要りますが…そこはなんとかがんばっています。


まとめ

人の横顔のイラストです。脳が描いてあり、人の周りにはキラキラとしたひらりが描かれていて、脳や才能が活性化している様子を示しています

繰り返しになりますが、内向的な性格は、
徐々に「直したほうがいいこと」ではなくなってきました。

それに加え、生き方もどんどん多様化しています。
内向的な人が内向的であることを生かして生きていける世の中になっていくはずです。

焦らずに疲れない環境で、自分に合ったことをしていく。
そういう生活を整えていくことをお勧めします。

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