「いつも、いつの間にがお金がない」
「学びたいことなど自己投資したいとき、お金がなくて情けない」
そんな方向けの、ゆるめの節約術を書きます。
私のお金事情です。
- 2006年ごろ、ギャンブル依存症診断(2013年ごろから完全断ち)
- 節約とか窮屈だから絶対できないし、家計簿続いたことなかった
- 2021年〜生活保護
- 2022年に自己破産
- 現在は節約や家計簿が習慣化、自己投資・貯蓄も少しずつ
このブログは劣等感の深い人向けの内容でもあるんですが。
「自分の将来に繋がるものや自分を高めるために使うお金がない」
この状況って、自信がますますなくなるので特に良くない。
「私には、自分で自分を幸せにする力がない」という無力感が深まるなと感じてまして。
そういう状況から、最初は10回に1回から脱していくために私がしたことをシェアします。
- お金の管理がざっくりとでいいからできるようになりたい
- 自分にとって大事なことにちゃんと投資できて自信をつけたい
- 楽しい毎日にしていきたい
上記に当てはまるかたの参考になれば。
今まで散々挫折してきたにもかかわらず、続けられた家計簿もご紹介します。
「お金の管理ができない」を卒業できたゆるい節約法
では早速具体的な方法を見ていきます。
その前に、家計の項目を大まかな分類に分けます。
具体的にいうと、固定費と変動費のふたつ。
固定費とは、住居費や光熱費、通信費といったような毎月固定で払っているお金のことを言います。
年額として決まっているものも固定費といえますね。具体的に言うと、家賃や電気代、ガス代、携帯料金などがあげられます。
それに対して変動費とは、月によって変動がある費用のことをいいます。
食費や美容代、日用品などがあげられますね。
この定義を踏まえて説明します。
すでに「ややこしそう…もうめんどくさくなってきた…」という声が聞こえました。
でも、本記事は「ゆるい方法」を紹介する内容です。
そんなにめんどくさくないはず(たぶん)。
変動費を徹底的に下げた
変動費のうち、食費と日用品は下げやすいですね。
私がしたことはたったひとつです。
ありとあらゆるものを「自分にとって下げていいレベル」まで徹底的に下げた
これだけ。
食品を例に挙げて、具体的に説明します。
パン、麺類、コーヒー、紅茶、だしの素、牛乳、豆乳、納豆、米…
日頃食べてるありとあらゆる食品があるわけですが。
グレードがあるものって多いですよね。
筆者の住む地域の最低価格は
- パン…79円
- 紅茶(ティーバッグ20個入り)…149円
- 豆乳(200ml)…73円
- 納豆…61円
こんな感じです。
業務スーパーとかトップバリュのベストプライスはよく利用してます。
以前は「お金を残したかったら、細かいところにシビアになる必要がある」という論に対し「めんどくっさーケチくっさー」と思ってました。
でも今は「いや、真理やな…基本やわ」と痛感しています。
ここで重要なポイント。
「自分にとって下げていいレベル」まででやめることです。
自分なりの最低ラインを無視して、何でもかんでも下げるとストレスが溜まって、また浪費しかねません。
あと、ふつうに心が貧しくなります。
毎日が楽しくなくなり、何のために生きてるのかるるるる〜(涙)となるのでやめてほしい。
あくまでも、継続できる方法でやるのが鉄則です。
こだわりがないのに、グレードの高いものを使っていた…ってことは意外にあります。
なので、調味料でも何でも、なくなって買い足すタイミングで、少し安いのに変えていくといいと思います。
とことんまで下げて「これは下げたらダメなやつだな」と気づいたらやめます。
私の場合、今パッと思いつくのでいうとお米とだしの素でしたねー。
お米は税込で5kg1,200円くらいのを買ったときに「おぉ…これは…今度からやめよう」と思いました。
食べてたら慣れましたが、それ以来1600円を最低ラインにしてます。
また、和風だしの素。
顆粒状のだと結構お高いんですが、無添加一択です。
中華だしは、あまりこだわりがないので無添加じゃなくて平気。
このように「自分にとってグレードを下げてはいけないもの」はそのままにしておきます。
固定費も下げられる
特に光熱費。
以前は無頓着でしたねー、水出しっぱなしにしたりとか。
「どんな身分やねーん」とツッコミたくなります(笑)
基本的なことですが、
- いらない時はこまめに消す、止める
- 冷暖房はカーテンやふすま・ドアをきっちり閉め断熱
- 冷暖房の運転について電気代が下がる設定などを調べて実行
- 部屋の照明を暗くする
下記は、先日見つけた冷暖房の設定方法の動画です。
私は、全部やってるわけではないです。
でも、電気代は真冬・真夏でも6,000円までで収まってます。
ずっと家にいる割には安い方かなと。冷暖房いらない季節は1,000円ちょっと。
部屋の照明は、明るくしすぎてたみたいで。
インテリアのYoutubeを見まくったときに気づいたんですよね。
夜は暗めのほうが、スムーズに眠りに入れるんだそうで。
寝つきが良くなったついでに、電気代も安くなってよかったです。
「考えるだけで頭痛がする…」1回も続いたことがなかった家計簿がこれで習慣づいた
一番のきっかけは自己破産。
すいませんね、再現性は低いんですが…
でも、途中からはある程度再現できる内容になりますので。
自己破産手続きの一環として「収支表」というのを提出します。
2ヶ月分の家計簿のようなもの…これをつけたことが転機になりました。
- 免責(負債の返済を免除するという裁判所の決定)の判断材料
- 今後は計画的にお金を使えるようにできるようにするきっかけに
こういった目的があるらしい。
ぶっちゃけ頭痛しまくりでした。
しかもコロナの感染拡大のせいで、手続きはかなり遅延。
その結果、なんと倍の4ヶ月分書かないといけないことに。
「嫌だ、もうめんどくさい…」と本当に苦痛でした。
でも、今思うとそれがよかった。
生活保護だし障害もあってほぼ無収入。
そんな生活の中、裁判所に出す家計簿を何とかつけるうちに、だんだんとこう思うようになりました。
「入ってくるものが同じでも、目いっぱい有意義に豊かな生活できるようにしよう」
ゲーム感覚で楽しく取り組むようにしてました。
遊びに行く場所とか、アクセサリーなどおしゃれもお金をかけないやり方も豊富にあると知りました。
お金があるからできる選択肢もありますし、以前はそういう方法しか知らなかった。
でも、節約がきっかけでお金をかけない方法も知った分「楽しい」が増えましたねぇ。
120年前からある「元祖家計簿」なのです。
「1回使い始めると、もうこれしか…」とレビューに書かれていたのでこれに決めました。
↓
費目ごとに家計簿に写す
最初の予算ぎめと、この当座帳と家計簿の2冊書くという点は初めは手間だなぁと思いました。
つけ方でわからないところがあったら、ネットで愛好者のブログを調べるもよし。
電話で尋ねることもできますし、全国にも友の会があります。
あくまでも目的は「ここ!というところでお金をちゃんと出せること」。
というわけで、ざっくりとしかしてません。
主に「月々の変動費を今どれくらい使ってるか」や、手持ち金を把握するために使ってます。
貯金ができ、賃貸の解約費用や受けたい講座などのお金が支払えたり…と、少しずつ自信がついてきました。
目的意識をはっきりと。ストレスを溜めず、ゆるく長く続ける
それができてれば細かいところは気にしない。
繰り返しになりますが、自信がない人にとって「やりたいこと・将来のプラスになることにお金を出してあげられること」は特に重要です。
入ってくるお金が変わらなくても、お金の器を大きくすることは十分できるのです。